【5つ星評価 ドラマ★4.0 / ♫OST⭐3.5】⏱タイムトラベル、ラブストーリー、時空ファンタジー❤
双子の出産後、イ・ヨンエが10年ぶりにドラマへ帰ってきた。
ざっくりあらすじ | 師任堂~色の日記
韓国美術史専攻の大学講師 ソ・ジユン(演イ・ヨンエ)は 美術史の権威 ミン教授の出世欲によって金剛山図の審議論争に巻き込まれ失職するはめに。
傷心のなかイタリアで偶然一冊の古書《師任堂の日記》 に出会う。
イタリアの寺院で見かけた美人画の謎を追っていくうち、影のように姿を表すカメラマン(演ソン・スンホン)がいた。
概要 | 師任堂~色の日記
(原題:사임당 빛의 일기 / サイムダン ピッチェ イルギ)
SBS 水木ドラマ:全28話
2017.1.26〜放送開始(2017)
初回視聴率:15.6% 最高視聴率:16.3%(2話) 平均視聴率:10.2%
監督・演出:ユン・サンホ
脚本:パク・ウンリョン
2017.02.03 視聴開始〜 ep28まで観了2017.05.15
ドラマ評論 | 師任堂~色の日記
究極の韓流時代劇ファンタジーラブストーリー。イ・ヨンエ、ソン・スンホンのファンにはたまらない演出と脚本に仕上がっている。
『宮廷女官~チャングムの誓い』以来、イ・ヨンエは13年ぶりの時代劇復帰だ。風景人物ともに映し出される映像は美術的高いセンスの元、美しく撮影されている。
K-トリビア | 申師任堂(シン・サイムダン)とは
申師任堂(シン・サイムダン)。現在、韓国の5万ウォン札に採用されている肖像画の女性だ。
師任堂は李氏朝鮮中期(1500年代)に実在した最初で最高の女流画家だが、ソン・スンホン演じるイ・ギョムはこのドラマのために設定された架空の人物。
キャスト | 師任堂~色の日記
イ・ヨンエ(サイムダン / ソ・ジユンの二役)
ソン・スンホン(ラド / イ・ソングン=イ・ギョムの二役)
オ・ユナ(ヒ・ウンダム役 ミン・チヒョンの妻)
パク・ヘス(サイムダン 娘時代役)
キム・ヘスク(キム・ジョンヒ役 ソ・ジユンの姑)
ヤン・セジョン(ハン・サンヒョク / イ・ソングン=イギョム 青年時代の二役)
チェ・ジョンホワン(ミン・ジョンハク / 朝鮮第11代王 中宗の二役)
チェ・チョルホ(ミン・チヒョン役 ヒ・ウンダムの夫)
キム・ミギョン(ソン・ミギョン役 ソン・ギャラリー館長)
パク・チョンハク(クァン・ジン役 王室護衛武士)
OST | 師任堂 (サイムダン)~色の日記
この作品の根底を支えてるのは言うまでもなく師任堂 (サイムダン)の存在だ。現代のイ・ヨンエではなく、朝鮮時代の彼女。
OST全体が彼女をイメージして作られたと言って過言はないほど、優雅だ。
それにつけても、やはりイ・ヨンエは韓服(ハンボック)が実によく似合い美しい。
✑ 編集後記
実在の申師任堂(シン・サイムダン)は7人の子供を産み夫婦ともに教育熱心であった。現代韓国において良妻賢母の象徴とされている。
三男の李珥(イ・イ※)は朝鮮最高の儒学者として知られ韓国5千ウォン紙幣に採用されおり、500年の時を経て親子ともに紙幣肖像を飾った格好だ。※号は栗谷(ユルゴク)
師任堂(サイムダン)の実画
以下の絵は師任堂が描いた絵として広く紹介されているが、韓国の学者の間では『申師任堂が描いたとされる絵』といった表現で紹介されることが多い。
理由は彼女は詩書画すべてに才能豊かな作品を残しているが48歳にして他界したことを勘案すると、他の専門画家たちが生涯に残した作品数を上回ることは釈然としないためだ。
予告編 | 師任堂~色の日記
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