ベテラン女優チャン・ナラと実力若手女優ナム・ジヒョンの熱演が激突。離婚弁護士たちの奮闘と成長を描いた法廷ヒューマンドラマ。
ドラマ評価 | ★3.8 |
OST評価 | ♫3.4 |
ジャンル | 法廷、離婚 ヒューマン、友情 |
概要 | グッド・パートナー
グッド・パートナー / Good Partner【原題】굿파트너(グッパトゥノ)
SBS金土ドラマ(全16話)2024.7.12放送開始
2024.7.17 視聴開始〜 Ep16 視聴完了 2024.9.30
監督演出:キム・ガラム、アン・ジスク
脚本:チェ・ユナ
企画/製作:SBSドラマ本部、スタジオS、スタジオアンドニュー
音楽:ケミ(カン・ドンユン)
視聴率
初回視聴率:7.8%、最高視聴率:17.7%(第7話)、平均視聴率:14%
ざっくりあらすじ | グッド・パートナー
離婚弁護士たちの奮闘と成長を描いた法廷ヒューマンドラマ。 離婚専門の敏腕弁護士チャ・ウンギョン(チャン・ナラ)と、新人弁護士ハン・ユリ(ナム・ジヒョン)の師弟関係を中心に物語が展開される。ウンギョンは冷徹かつ超効率的な性格で、大手法律事務所「テジョン」のエースとして、メディアでも大活躍している。一方、新人として入所した情の厚いユリは自分がイメージする弁護士像とは裏腹の離婚部署へ配置され、2人の信念は対立していく。
グッド・パートナーの見どころ
このドラマの見どころをいくつかのテーマに切ってまとめてみた。
1. 新人弁護士ユリの成長
ユリは当初、離婚案件の難しさに苦戦するが、さまざまなケースを通じて弁護士としてのスキルと未経験の信念を見出していく。特に、子どもの親権や財産分与の複雑な問題を抱える案件では、クライアントに深く寄り添う姿勢を見せ、上司ウンギョンに新たな視点を与える事になる。
2. 上司ウンギョンとの対立と絆
初めはウンギョンに厳しく指導されるユリだったが、次第にお互いを尊敬し合うようになる。終盤では法廷で対立する場面もあるが、ユリの成長を目の当たりにしたウンギョンは、己の成長にも気づく。
3. 家族の再定義
ウンギョン自身も離婚を経験することになり、元夫ジサンや子どもとの新たな関係性を築こうと模索する。最終的には、離婚後の家族の在り方を見出す。
4. 最終回の結末
最終回では、法廷で対立することになった2人が事件を和解に導く。職場でのライバル関係を超え、心から理解し合える「真のパートナー」としての関係を築き上げた2人の姿が描かれる。また、暗礁に乗り上げたクライアントの問題が解決し、主要キャラクター全員が新しい一歩を踏み出す、爽やかなエンディングとなっている。
ドラマ評論 | グッド・パートナー
なんと言っても主役二人の演技が最高。またこの二人(チャン・ナラとナム・ジヒョン)で生み出されるケミが、ドラマ全体の人間模様をより深く、鮮明に醸し出している。
奇をてらったシナプシスでもなく、下手をすると平凡な作品になりかねない法定モノに加え、ドラマタイトルを見てもあまり期待せず観始めた。しかしそれを見事に裏切ってくれ、実際の視聴率以上の良作である。やはり、韓流ドラマの根底を支えているのは、俳優たちの演技力であることを証明した一作と言える。
このドラマは、離婚というシリアスなテーマを扱いながらも、心温まる師弟関係や家族の再生が丁寧に描かれており、多くの視聴者から高く評価された。
キャスト | グッド・パートナー
チャン・ナラ(チャ・ウンギョン役)
大手法律事務所「テジョン」の敏腕離婚弁護士。効率主義で冷静な性格が特徴のキャラクターで、複雑な離婚案件を次々と解決し、物語の軸となる存在。
代表作: デビュー作『ニュー・ノンストップ(2000)』を皮切りに、『明朗少女成功記(2002)』、『オーマイベイビー(2020)』『シークレット・ファミリー(2023)』など、ラブコメやヒューマンドラマまで幅広く活躍してきたベテラン女優。純真な少女からシリアスな女性まで、年令を重ねるごとにその演技力を深めてきた。女優デビューと同時に歌手としてもデビューし新人賞を受賞している。
ナム・ジヒョン(ハン・ユリ役)
「テジョン」の新人弁護士。理想主義で情に厚く、チャ・ウンギョンとは対照的な性格。
代表作: 『家族なのにどうして(2014)』『ショッピング王ルイ(2016)』『100日の郎君様(2018)』『魔女食堂へいらっしゃい(2021)』など、多彩な演技力に定評のある女優。
キム・ジュナン(チョン・ウジン役)
「テジョン」のもう一人のパートナー弁護士。法廷での策略や意外な展開を引き起こす重要な要素となっている。
代表作:『刑務所のルールブック(2017)』 『賢い医師生活(2020)』、などの話題作で存在感溢れる演技が注目され、映画『ザ・ガーディアン/守護者(2023)』『リボルバー(2024)』『クロス(2024)』など、今後の出演依頼も殺到している。
ピョ・ジフン/P.O:Block B(チョン・ウノ役)
若手弁護士でユリの同僚。コミカルなシーンや緊張を和らげる存在として、ドラマに明るさを加えている。
バックグラウンド: P.OはアイドルグループBlock Bのメンバーとしても知られている。
チ・スンヒョン(キム・ジサン役)
ウンギョンの元夫であり、内科医。ウンギョンとの過去や子どもとの関係を通じてドラマに深みを加えている。
代表作:『太陽の末裔(2016)』 『ミスター・サンシャイン(2018)』 『カーテンコール(2022)』 『最悪の悪(2023)』 『カンナムBサイド(2024)』など、大型ドラマには必ずと言っていいほど登場する名脇役。
動画紹介 | グッド・パートナー
視聴者の声 | グッド・パートナー
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