「悲しい誘惑」。映画と思って、TSUTAYAで借りて来てみたらなんとスペシャルドラマだった。
チュ・ジンモといえば、キム・アジュンと共演した「カンナさん大成功です」の相手役だ。
チュ・ジンモの顔立ちが、ちょっぴりチャン・ドンゴンを小ぶりにしたような面持ちを感じるのは私だけだろうか?
(ドラマ評論)
『悲しい誘惑』に話しを戻す。2話のショートドラマで、ちょうど合わせて二時間なのでまあ、映画を一本観た感じだった。これが、チュ・ジンモのデビュー作となる(すごい作品でデビューしたなぁ…)。
このドラマのタイトル、『悲しい誘惑』の「悲しい」が気になり、観進めていくとショートドラマ特有の閉塞感あるゆったりとした展開だったので、何度か途中で止めようと思ってしまった。
ところがゆったりだったが、徐々に深まって行く展開になったので結局最後まで観た。
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『悲しい誘惑』ざっくりあらすじ
ストーリーの基本設定は、若干企業ドラマ。
ソウルの会社に務めるベテラン幹部のもとにニューヨーク支社からチュ・ジンモがやって来るところから始まる。
まぁ、韓流ドラマによくある展開。
この先は、ネタバレになるのでほどほどに書くが、ドラマの展開で驚いたのは、根底に流れてるテーマが、韓国では1999年当時、まだまだタブーとされていた男性の同性愛。
とくに公営放送局のKBSTVドラマで、このテーマを取り上げたのは、なかなか先進的だな、と感じいったことも、ドラマを最後まで観た理由だ。
チュ・ジンモが好きな方にはオススメの一本だ。
悲しい誘惑 | キャスト
👨キム・ガプス(チョン・ムンギ役 中年サラリーマン)김갑수 : 정문기 역
38作のドラマ出演。14作のドラマに出演した大ベテラン俳優。
ほか出演作:『シンデレラのお姉さん』、『トキメキ☆成均館スキャンダル』、『チョン・ウチ』、『IRIS 2』、『アイアンマン』、『ミセス・コップ』
👨チュ・ジンモ(シン・ジュニョン役 アメリカ帰りのエリートサラリーマン)주진모 : 신준영 역
23歳で映画デビュー9年後に、大ヒット作『カンナさん大成功です(2006年公開)』にめぐりあう。
これを含め映画は 17作に及ぶが、ドラマ出演は9作(SBS局が多数)。
ドラマより、映画映えするルックスかも知れない。
ほか出演作:ドラマ『パンチ~余命6ヶ月の奇跡(SBS / 2003年)』、『ゲームの女王(SBS / 2006年)』、『奇皇后(MBC / 2013年)』、『愛するウンドン(JTBC / 2015年)』。
映画『MUSA-武士-(2001年公開)』、『カンナさん大成功です!』、『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛(2008年)』、『チング 永遠の絆(2013年)』。
残念ながら、ドラマは3年、映画は5年ほど、出演がない。今、どうしているのやら。
(追記:その後、ドラマ復帰してハン・イェスルと共演の「ビッグイシュー(2019)」に主演としてカムバックしている)
👩キム・ミスク(ソ・ジョンヘ役 チョン・ムンギの妻)김미숙 : 서정혜 역
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