1億ウォン寄付した韓流タレント・有名人たち | 新型コロナウィルス感染予防のため

韓国芸能ニュース

世界中で猛威を奮っており、パンデミックの様相を呈し始めている新型コロナウイルス。

韓国では2020年2月28日現在で感染者2,337人、死者13人だ。

中国本土では、78,824人の感染者、2,788人が死亡している。

日本では、感染者 214人、死者4人(ほかクルーズ船で705人感染、4人死亡)。

とりわけ2月19日を境に大邱市で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、韓国政府は非常事態として対応中の中、韓流タレント・有名人たちが相次いで大邸を中心に1億ウォン(約900万円)寄付をしている。

それぞれ以下のような寄付を行った。

1000万ウォン以上寄付をした韓国の有名人

寄付先)●グッド・ネイバーズ・慶尚北道地域の低所得者層の子どもたちの新型コロナウイルス予防を対象としているNGO、●愛の実・大邸社会福祉共同募金会、●大韓赤十字社、●ソウル社会福祉共同募金、●ユニセフ韓国、●希望ブリッジ全国災害救援協会、●生命分け合い実践本部、●緑の傘子供財団、●セーブ・ザ・チルドレン(国際NGO)

イ・ヨンエ、キム・ゴウン

2月21日(土)、韓国芸能界の先陣を切って寄付をしたのがイ・ヨンエ(女優、代表作「チャングムの誓い」「師任堂(サイムダン)色の日記」など)だった。

現在、双子男女の母であるイ・ヨンエは育児奮闘中という状況のなか「愛の実」へ5,000万ウォンを寄付した。

イ・ヨンエは「今回の新型コロナウイルスで大邸の経済が縮小してしまい、大邸市民の生活の支障をきたしてる方々の助けになれば」と語った。

同日すぐに動いたのはキム・ゴウン(女優、代表作「トッケビ」など)。

「新型コロナウイルスの予防用品購入の困難を経験している低所得者層の方々の助けになれば」とキム・ゴウンは語った。

ユン・セア

24日(月)はユン・セア(女優、代表作「プラハの恋人」「スカイキャッスル」など)は大邸が生まれ故郷でもあり、早い段階で 1,000万ウォンを「愛の実」へ寄付した。

1億ウォン寄付をした韓国の有名人

パク・ソジュン

2月22日(日)には、パク・ソジュン(俳優、代表作「キム秘書はいったい、なぜ?」「パラサイト(カメオ出演)」など)が「愛の実」へ1億ウォンを寄付。

パク・ソジュンは「多くの機関や医療者たちがこの困難な局面を乗り越えようと努力してることに少しでも力になってもらえればの気持ちです」とコメント。

彼はこれまでも難病児童や青少年患者たちを後援していて、2019年にも江原道(カウォンド)の山火事復旧支援に1億ウォンを寄付している。

シン・ミナ、イ・ビョンホン

25日(火)にはシン・ミナ(女優、代表作「甘い人生」、「アラン使道伝」など)、イ・ビョンホン(俳優、代表作「JSA」「甘い人生」「アイリス」「王になった男」「G.I.ジョー」「ターミネーター:新起動/ジェネシス」「ミスター・サンシャイン」など)がおのおの「愛の実」に1億ウォンを寄付した。

シン・ミナはかつて同じ所属事務所だったチャン・ドンゴンの影響もあり2009年当時からいままでに24億ウォンを超えた寄付行為を続けていることが韓国では知られている。

イ・ビョンホンは「新型コロナウイルス拡散の深刻性を感じ、みんなが力を合わせられることに役立てば」とコメント。彼は2011年の東日本大震災のときは7億ウォン(当時約4,600万円)を日本ユニセフ協会へ寄付している。

ソン・イェジン、チョン・ウソン、コン・ユ

26日(水)には大邸出身のソン・イェジン(女優、代表作「私の頭の中の消しゴム」「愛の不時着」など)、およびチョン・ウソン(俳優、代表作「私の頭の中の消しゴム」「ザ・キング」など)、コン・ユ(俳優、代表作「コーヒープリンス1号店」「トガニ」「ビッグ」「トッケビ」「新感染」など)が「愛の実」へおのおの1億ウォンを寄付。

ソン・イェジンは「大邸は私が生まれ育った故郷。ニュースで状況を聞き、心が痛い。切実に助けを必要とする低所得層の方々が実質的な予防・治療を受けられるように願う」とコメントしている。

彼女はこれまでも難病を持つ子どもの治療や低所得層家庭のハンディキャップ児童の奨学金支援などの寄付活動を続けている。

ソン・ガンホ

同日、米国アカデミー賞主要4部門を受賞した「パラサイト~半地下の家族」のプロモーションで日本から帰国直後にソン・ガンホ(俳優、代表作「タクシー運転手」「パラサイト」など)が「希望ブリッジ」へ1億ウォンを寄付。

キム・ヘス、キム・ウビン

キム・ヘス(女優、代表作「10人の泥棒たち」「ハイエナ」など)も「希望ブリッジ」へ、またシン・ミナの恋人であるキム・ウビン(俳優、代表作「チング2」など)が「ソウル社会福祉」へそれぞれ1億ウォンを寄付。

キム・ウビン現在は治療が一段落して定期通院中だが、2017年に上咽頭がんが見つかり先日まで闘病生活をしていた。その当時からシン・ミナがいつも隣でサポートしていたという。

キム・ヨナ

27日(木)は、キム・ヨナ(元女子フィギュア女王)が「ユニセフ韓国」へ1億ウォンを寄付。

彼女は現在ユニセフの親善大使を努めているが、2010年のハイチ地震、2012年のシリアの子どもたち、2013年のフィリピン台風、2015年のネパール地震など現役時代から現在までの寄付総額は10億ウォン以上にのぼる。

ポン・ジュノ、ソン・ジュンギ、イ・ソジン、イ・スンギ、ソ・ユジン

同日、ポン・ジュノ(映画監督、代表作「殺人の追憶」「パラサイト」など)とソン・ジュンギ(俳優、代表作「私のオオカミ少年」「太陽の末裔」など)が「希望ブリッジ」へ、イ・ソジン(俳優、代表作「チュオクの剣」「イ・サン」など)が「愛の実」へ。

イ・スンギ(歌手・俳優、代表作「花遊記」「バガボンド」など)が「グッド・ネイバーズ」へ、ソ・ユジン(女優、代表作「2424」など)が「大韓赤十字社」へおのおの1億ウォンを寄付。

クォン・サンウ&ソン・テヨン夫妻、SUGA、ペ・スジ、イム・ユナ、チョン・ジヒョン

28日(金)には、クォン・サンウ&ソン・テヨン夫妻が「大韓赤十字社」へ、SUGA(防弾少年団/BTS)が「希望ブリッジ」へ。

ペ・スジ(元miss A、歌手・女優、代表作「あなたが眠ってる間に」「バガボンド」など)は「生命分け合い」へ、イム・ユナ(少女時代、歌手・女優、代表作「ラブレイン」「THE K2」など)は「ソウル社会福祉」へ。

チョン・ジヒョン(女優、代表作「猟奇的な彼女」「青い海の伝説」など)は「希望ブリッジ」へおのおの1億ウォンを寄付。

カン・ホドン、イ・ヘリ

カン・ホドン(タレント・司会者)は「緑の傘」へ1億ウォン。イ・ヘリ(元Girl’s Day、歌手・女優、代表作「応答せよ 1988」「チョンイル電子 ミス・リー」など)は「セーブ・ザ・チルドレン」へ1億ウォン寄付。

2億ウォン寄付をした韓国の有名人

寄付先)●グッド・ネイバーズ、●大韓医師協会、●ソウル大学病院

IU / イ・ジウン

IU(アイユー / 歌手・女優、代表作「麗(レイ)花萌ゆる8人の皇子たち」など)は、「グッド・ネイバーズ」へ1億ウォン、「大韓医師協会」へ医療防護服3000着(1億ウォン相当)を寄付。

ちなみに IUは2019年、アメリカ経済誌「フォーブス」が掲載した「今年のアジア寄付ヒーロー30人」に選んでおり、2019年アジア有名人の中で最年少、と報じている。

彼女の今回の寄付を合わせると、これまで総額1億円(10億ウォン以上)の寄付となった。韓国では寄付天使と呼ばれるほどデビュー以来毎年継続的に寄付し続けている。

キム・ヒソン

キム・ヒソン(女優、代表作「ミスターQ」「シンイ~信義」など)も「グッド・ネイバーズ」と「ソウル大学病院」へそれぞれ1億ウォンずつ寄付。

日本企業からも韓国トヨタが同様に「緑の傘子供財団」を通し、1億ウォン寄付をした。

韓国芸能人20名以上から総額27億ウォン以上の寄付に

この記事を書いてる時点で、27名の芸能人・有名人たちから27億6千ウォン(約2億5千万円)の寄付が集まったことになる。

政治や社会意識が高い韓国芸能界の動きが印象的だった。

✑ 編集後記

ここ連日、ほんとに多くの韓国芸能人たちが次々と寄付をしてるので記事が全く追いつきませんでした。

今こうしてる間も、ここに書ききれなかった方がたくさんいるようです。この記事から漏れていたらすみません。

いずれにしても、韓国大邸のみならず世界から一日でも早い新型コロナウイルスの終息を祈るばかりです。

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