ユン・ヨジョンさんアカデミー助演女優賞受賞

映画

第93回米国アカデミー賞で、「ミナリ」に出演したユン・ヨジョンさんが韓国人として初めてアカデミー賞を受賞しました。移民一家の祖母役として演じた助演女優賞です。

下馬評でも受賞の可能性が高いことをメディアは報じていましたが、本当に受賞して初めて凄いことをやってのけたなぁとつくづく感じます。

アカデミー賞受賞スピーチで会場を笑わせるユン・ヨジョン

映画では英語が話せない設定になっていますが、実際には英語が堪能なヨジョンさんはユニークなスピーチで会場を笑わせるほどでした。

彼女はまずプレゼンテーターのブラッド・ピットに声をかけ、スピーチをはじめました。

「ブラッド・ピットさんはじめまして。お会いできて嬉しいです。どうしてもっと早く出会うことができなかったんでしょうね」これで、会場が爆笑。

「みなさんが知ってるように私の出身は韓国です。アカデミー賞は韓国でいつもTVで見ていて、私にとってのアカデミー賞はテレビ番組でしかありませんでした。

でも今回はこうして実際にここに来ることができ、とても信じられません。あぁ、ちょっと落ち着かなきゃ。(少しの沈黙)

素晴らしい『ミナリ』の家族を紹介します。長男のジェイコブ、嫁のモニカ、孫娘のアン、そして孫息子のデヴィッドです。

なんと言ってもリー・アイザック・チョン監督。もし彼がいなければ私はここにいません。私達のキャプテン、ありがとうございます。

私はあまり競争するのは苦手ですが、グレン・クローズさんではなく私が選ばれて少し戸惑ってます。5人の候補者の演技を何度も見てきましたが、少し異なる役柄の私は運が良かっただけと思っています。

(彼女の映画デビュー作の監督の名を挙げて)キム・ギヨン監督にも感謝を捧げたく思います。彼は天才的な監督で、私のデビュー作を一緒に作ってくれました。今回の受賞が彼にも誇らしいと思ってくれてると思います。」

ユン・ヨジョンさん、おめでとうございました。

受賞スピーチ動画

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