ドラマ評価 | ★3.5 |
OST評価 | ♫3.5 |
ジャンル | スポーツ、野球 |
ドラマ「梨泰院クラス」でトランスジェンダーのマ・ヒョニ役を演じて視聴者へ深い印象を刻み込んだ イ・ジュヨン初の主演映画「野球少女」。
あらすじ | 野球少女
中学時代、天才ピッチャーと言われた野球少女チュ・スイン(役イ・ジュヨン)。
高校野球唯一の女子として入部し、最速134キロを投げる投手として相変わらず高いレベルでその実力を発揮したが、中学時代に騒がれたほどではなくなった。
一方、中学時代はエースだったスインほどでなかったイ・ジョンホ(役クァク・ドンヨン)は、いつの間にか野球部のエースとなり、プロチームから声がかかるまでになっていた。
速球にこだわりを持ち続けるスインは限界を感じはじめるが、プロ野球選手の夢を捨てるつもりはなく、むしろKBOリーグ(韓国プロ野球)初の女子選手として入団するために切磋琢磨する。
そんななか、野球部へ チェ・ジンテが新任コーチとして現れ、スインを指導することになる。また、ジョンホも彼女の良き球友として彼女をサポートすることに…
概要 | 野球少女
(原題:야구소녀 / ヤグソニョ / Baseball Girl)
韓国映画
監督:チェ・ユンテ
脚本:チェ・ユンテ
製作:韓国映画アカデミー
上映時間:105分
公開日:2020.06.18(韓国)/ 2021.3.5(日本)
キャスト | 野球少女
韓国映画初の女子野球をテーマにイ・ジュヨン映画初主演となる野球少女。
チェ・ユンテ監督
イ・ジュヨン(チュ・スイン役)
親に反対されながらもプロ野球選手を目指す高校生。
イ・ジュニョク(チェ・ジンテ コーチ役)
スインの限界を見極め的確なアドバイスをするコーチ。
クァク・ドンヨン(イ・ジョンホ役)
スインにかなわなかった中学時代を経て、高校生となり唯一プロから声がかかることに。
ヨム・ヘラン(チュ・スインの母役)
ソン・ヨンギュ(チュ・スインの父役)
そのほかのキャスト
パク・ヨンス(チュ・スヒョン / スインの妹役)、チュ・ヘウン(ハン・パングル役)、キム・ジョンス(パク監督役)、イ・チェウン(キム先生役)、ユ・ジェミョン(GM役)、ホ・ジョンド(キム・チンギュ役)。
撮影裏話し | 野球少女
野球をまったく知らなかったイ・ジュヨンは 本作の撮影のため実際の野球選手に混じって厳しいトレーニングを積んだ。
ダンベルで握力、手首、腕を鍛え本格的に直球・カーブ・ナックルまでを指にタコができるほど習得したイ・ジュヨンは 投球撮影シーンのすべてを代役なしで撮り終えた。
イ・ジュヨンは撮影後、次のように語ってる。
「男子選手たちに混ざって練習を重ねるうちに、自分でも知らないうちに欲が出てきて本気で勝負したくなりました。実際にプロ選手たちはきっとこんな気持ち(闘争心)を持っているんだろう、と少し感じることができました。
ロッカールーム、トイレ、更衣室を使うたびに女子としての疎外感、プロ選手を諦めなければいけないのかな、という気持ちまで持てた気がします」
予告編 | 野球少女
韓国の⚾︎野球映画・ドラマ紹介
野球を題材にした韓国映画は約10本ほど。
韓国最初の野球映画は漫画「恐怖の外人球団」を原作とした「外人球団(1986)」。
イム・チャンジュ主演の「陽が西から昇ったら(1998)」。
ソン・ガンホ主演の「爆裂野球団 / YMCA野球団(2002)」。
実在のプロ選手を描いたイ・ボムス主演の「スーパースター☆カム・サヨン(2004)」。
チョン・ジェヨン主演の「ホームランが聞こえた夏(2011)」。
実話をもとにした元中日の投手 宣銅烈(ソン・ドンヨル)と崔東原(チェ・ドンウォン)のライバル競争を描いた「パーフェクト・ゲーム(2011)」。
キム・ジュヒョク主演の「人生のストライクボール(2011)」。
ゴリラが主演の「ミスターGO!(2013)」。
実際にあったことを題材にしたイ・ヒョボム主演の「海峡を越えた野球少年(2016)/ 原題:グラウンドの異邦人」。
広島東洋カープで活躍した福士敬章を追った「玄界灘の落ち葉(2020)ドキュメンタリー」などがある。
野球ドラマでは直近の「ストーブリーグ(2020-SBS)」が韓国で話題を集めた新しい視点の野球ドラマ。
ほかに、キム・ヒソン、イ・ジヌク、イ・ドンゴン、ユン・セア出演のドラマ「スマイル・アゲイン(2006-SBS)」。
スエ、イ・ジョンジン、イ・テソン、ユナ、イ・サンウ出演のドラマ「9回裏2アウト(2007-MBC)」。
「恐怖の外人球団」を原作としたユン・テヨン、キム・ミンジョン、チョン・インテク、ペク・スンド出演のドラマ「ストライク・ラブ(2009-MBC)」。
パク・ミニョン、チョン・ジョンミョン、イ・ジャンウ、パク・ソンウン出演の「栄光のジェイン(2011-KBS)」などがある。
クァク・ドンヨン主演の「SLOW(KBSドラマスペシャル/2017)」。
もうひとつ出演の「刑務所のルールブック~賢い監房生活(tvN-2017)」は プリズンドラマではあるが、主人公がプロ野球選手復帰を目指すため刑務所でピッチング練習を積むシーンがちょいちょい出てくるので野球ドラマと言えなくはない。
予告編 | 野球少女
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