モートン病 とは | 足の指 第3と第4趾の間を通る神経の圧迫痛

モートン病

モートン病(モルトン病、morton病)とは、経年によって足の指 第3趾(し)と第4趾の第三関節の間を通る神経への圧迫が続くことでその部分の神経が徐々に瘤状(こぶじょう)となり、ある日を境に歩くときにしびれや痛みを感じる症状です。

人によってその箇所が第2趾と第3趾の間だったりしますが多くは第3趾と第4趾のケース。モートン病は「しびれ」からじわじわとはじまるため、気づいたときには「かなりの痛み」まで進行してしまった自覚症状を迎えることになります。

モートン病に罹患してもその日その日のコンディションによって歩きやすい日があったりするため「病院へ行くほどでもない」と我慢して生活してる隠れモートン病の人は意外と多く、いざ病院行き医師からあっさり「モートン病ですね」と宣告され、「なんじゃそりゃぁ?!」と途方に暮れ慌てて「モートン病」を調べるケースが跡を絶ちません。

かくいう私もその一人。おのれがモートン病であることを自覚できぬまま約4年以上も放置し続け、いよいよあまりの痛みで歩けなくなってから病院へ駆け込むという事態でした。

モートン病 最初の頃の症状 | 亜脱臼かな?

私が自覚できずにいたモートン病初期の頃、歩くたびに左足 第4趾の第3関節がコキコキいうので「あれ、これって亜脱臼かな?」と思っていて、多少のしびれはあるもののあまり痛みがないのでそのまま放置。その日のコンディションによって、ときたまほんのちょっと膝が痛い日があっても翌日には何でもなくなるように、ちょっとコキコキする左足指をあまり気にせず2年ほど経ちました。喉元過ぎれば…の典型です。

ところがある日のゴルフ練習中、思い切りドライバーを振り抜いてフィニッシュに入った瞬間、全体重のかかった左足指にビリッビリッ!と電気が走るような激痛が襲いかかりました(私は右利き)。その後、ジンジンとした疼痛が1~2分ほど続いたのであまり左足体重をかけないよう続けていたらだんだんスイングがおかしくなってきたので練習を切り上げました(冷汗)。

自分の左足指は亜脱臼であると信じ続けて丸4年以上。今思えば、一日でも早く病院で見てもらえばよかったと後悔しきりです。

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モートン病 | 症状の進行具合

モートン病 症状の経過をまとめると、

①足裏指に違和感を覚える(神経に負担がかかりはじめる) 

②足裏指に痺れを感じはじめる(神経腫が育ちはじめる ※1)半年~1年後

③そのうち歩くたびにコキコキするようになる(患部の神経がしっかりコブ状に育った状態)1年半~2年後

④歩くときの踏み出し方によっては激しい痛みを感じるようになる(ここまで来るとコブはコブのまま)2年~3年後

⑤足のコンディションに関係なく足を接地するたびに痛い(こうなる前に病院へ行きましょう)4年後

Morton’s neuroma(モートンの神経腫)

(※1)モートン病の場合、厳密には神経腫ではなく神経がコブ状に腫れてる症状です。

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